OKI、CTstageシリーズのユーザー会を開催

OKIは2016年2月26日、統合コンタクトセンターシステム「CTstage」シリーズのユーザー企業で構成される「CTstageユーザー会(以下、ユーザー会)」の第1回総会を開催した。

ロゴ
CTstageユーザー会のロゴ

製造業や流通業、金融業など、同製品を導入している45社が参加。ユーザー会の運営方針を決定する幹事の選出、今後の活動内容の説明などを実施した。 

丸井氏
OKI 企業ネットワークシステム事業部長の丸井武士氏

冒頭、OKI 企業ネットワークシステム事業部長の丸井武士氏が登壇し、「業種業態の枠組みを超えた情報共有の場としていただきたい」と、挨拶。CTstageシリーズがユーザー企業のビジネスを支える基盤となるよう、先進的かつ柔軟性に富んだ機能を提供していきたいと述べた。

ユーザー会
ユーザー会の運営体制

ユーザー会の活動は、会員各社の競争力向上を目的とする。「CTstage活用ノウハウの共有」「会員の交流」「OKIへの意見・要望提案」を基本方針として、年次総会、テーマ別分科会の開催、会員専用Webサイトやメルマガによる限定情報の発信などを計画している。具体的には、年次総会では、コンタクトセンター業界動向や活用事例の解説、SEによる個別技術相談などを実施する。テーマ別分科会は、あらかじめ用意したテーマに沿って会員同士が議論する場の提供。会員専用Webサイトやメルマガでは、活用事例やイベント・セミナー情報の発信していく。

CT矢島編集長
コンピューターテレフォニー編集長の矢島竜児

今回は、その活動の一環として、コンピューターテレフォニー編集長の矢島竜児による特別講演を実施した。矢島は、「コンタクトセンターにおける顧客体験価値(CX)が企業のブランド価値を左右する」とし、CXを高めるための条件として「VOC」「オムニチャネル」「人がやめない組織」を挙げ、それぞれ事例を交えながら解説した。

ユーザー会会員は、同会立ち上げ時に目標としていた50社をほぼ達成できる見込み。今後は、会員の維持に努めつつ、新規会員の勧誘も積極的に働きかけていくという。「近い将来の目標として、まず100社を目指します」(丸井氏)

 

2024年01月31日 18時11分 公開

2016年03月01日 12時37分 更新

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