TMJ、メディア4uとの協業で「SMSコンタクトサービス」提供開始

 コールセンター、バックオフィス(事務処理センター)の構築・運営を行うベネッセグループのTMJ(東京都新宿区、丸山英毅社長)は、メディア4u(東京都中央区、奥岡征彦代表)が提供するSMSコンタクトサービス(以下、SMS)を代理店として販売開始。あわせてTMJのコールセンター、バックオフィス業務受託の経験より、オペレーションを活用したSMSソリューションを提供する。

 SMSは、到達率90%以上と開封率も高く、受信する時間や場所を選ばず情報を伝えるツールとして、電話、メール以上の可能性を秘めていると期待され、その活用領域は拡大している。今回TMJではメディア4uと提携し、2015年6月より同社商品の販売を開始。コールセンターにおける「つながらない」「つたわらない」を解決するソリューションを展開する。



 主な活用例としては、以下のとおり。
■効率化
・難しい説明をSMSでWebと連携
・SMSをつかって、アウトバウンドをインバウンドに切り替え
・工事、大型商品の納品などの日程を事前にSMSで連絡することでロスを削減
・見積もりをSMSで連絡することで、後続業務のリードタイムを大幅に短縮
■顧客接点強化
・SMS+IVRで混雑時、時間外の電話もWebに誘引
・混雑時にSMSでチャットへ誘引し接続率強化
・新商品、新サービスをSMSで案内、売り上げ拡大に期待
■その他
・請求督促をSMSで連絡
・契約更新を事前にSMSでアプローチ

 SMSコンタクトサービスの特徴は以下のとおり。
■ SMS-CONSOLE(ショートメッセージ送信サービス)
<初期費用10万円~、月額使用料15円/通>
SMSを送信(個別、一括)するベーシックなサービス。コールセンターオペレーションに組み込むことにより、不通顧客への機会損失の解消が期待できる
■ Tele Force(ショートメール送信+IVR SOLUTION)
<初期費用5万円~、月額費用1万円~、SMS従量課金15円/通>
SMSとIVRを組み合わせたサービス。IVRからSMSを直接送信、FAQなどに誘導することでWeb上での解決率を高めることが可能。コール削減や営業時間外の対応強化が期待できる

2024年01月31日 18時11分 公開

2015年06月23日 10時19分 更新

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