ALBERT/ドコモ・インサイトマーケティング/インテージ、CRM領域で提携

 ALBERT(アルベルト、東京都渋谷区、上村 崇社長)は、ドコモ・インサイトマーケティング(東京都港区、大竹口勝社長)およびインテージ(東京都千代田区、石塚純晃社長)の3社で、データマネジメントプラットフォーム(DMP)におけるCRM機能の共同開発・提供を目的とした、企業のビッグデータ活用の支援事業で業務提携することに合意した。

 ALBERTは従来より独自開発の「smarticA!DMP」(スマーティカディーエムピー)を提供している。一般的なプライベートDMPは、海外から輸入された製品を組み合わせて提供しており、カスタマイズ性が乏しいものや機能が限定されたASP型も多かった。同ソリューションは、データマイニングエンジンとオムニチャネル対応のキャンペーンマネジメントシステムを搭載したプライベートDMPを独自開発したもの。

 一方、インテージとドコモ・インサイトマーケティングは、インテージのリサーチデータ(個人特定性の高い情報を除く)とNTTドコモが保有する携帯電話の契約・利用に関する情報(個別に同意を得た顧客情報)などのサードパーティデータを統合した大規模DMP「di-PiNK(ディーアイピンク)」を活用したサービスを、2014年7月から提供している。幅広いデータを元にした解析で、クライアント企業に対して生活者の趣味嗜好や購買傾向などの解析データの提供、および企業の自社Webサイトや外部メディアを用いた生活者へのコミュニケーション支援をしている。

 今回の業務提携により、ALBERTが開発した「smarticA!DMP」を「di-PiNK」のプライベートDMPとしてOEM提供し、広告配信とCRM双方のコミュニケーション最適化を目指す。3社の連携により大規模な生活者データベースを構築し、データ分析プラットフォームの提供および分析コンサルティングサービスも提供する。

 


2024年01月31日 18時11分 公開

2014年09月11日 15時09分 更新

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