2021年8月号 <1日3分のストレスをやわらげるイスヨガ>

イスヨガ

<著者プロフィール>
かわむらクリニック院長
AKヨガ代表
医学博士。日本東洋医学会専門医。千葉県浦安市シェラトンホテルでAKヨガ教室開講中。
詳細はAKヨガHP
URL:https://www.akyoga-method.com/

イス脇腹のばし

川村 明

今回は、イスに腰掛けてできる、脇腹から肩や腕の外側を簡単に伸ばすヨガストレッチをしてみましょう。肩はもちろん、腕の外側や脇腹の硬さは意識することは少ないですが、柔軟性が落ちやすい場所です。これらのストレッチをすることで、腰周り、脇腹、肩周り、腕などの柔軟性を増す効果があります。

イス脇腹のばし[A]

(1)イスに浅く腰掛け、右手でイスをつかみます
(2)次に、息を吸って左手を上に伸ばし、息を吐きながら身体を右に真横に倒して5秒間キープします
(3)反対側も同様に行います

デスクワークでは、長時間同じ姿勢を維持することが多いので、脇腹、肩周りの柔軟性も低下して血流が低下しがちです。これを改善するためには、脇腹や肩周りを伸ばすことが大切です。

イス脇腹のばし[A]

イス脇腹のばし[B]

(1)「イス腰のばし[A]」をした後に、右手で左手首をつかみ、息を吐きながら真横に倒して5秒キープします
(2)反対側も同様に行います

さらに、脇腹や肩周りがストレッチされます。

イス脇腹のばし[B]

イス脇腹のばし[C]

(1)「イス脇腹のばし[A]」「イス脇腹のばし[B]」をします
(2)右手を脇腹に添え、左手を真上に息を吸って伸ばします
(3)息を吐きながら、右手を支点にして、身体を真横に倒して5秒キープ
(4)反対側も同様に行います

腰からから腕まで強くストレッチされます。

イス脇腹のばし[C]

3つのポーズをしっかりしても3分かかりませんので、仕事の合間に試してください。肩こり、背中のこり、腰痛などが改善されます。ただし、痛みが生じたり、違和感がありましたら、ただちに中止してください。また、身体に不調のある方は、医師に相談ください。

2024年01月31日 18時11分 公開

2021年07月20日 00時00分 更新

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