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WFMツール
日・時間ごとの呼量予測をもとに、エージェントの勤務シフト表を作成する
WFMツール / 業務の効率化 / ASP・SaaS・クラウド
更新日:2018/09/20
CastingTable3.0 |
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対象ユーザー | 小規模センターから大規模センターまで対応可能 |
対象規模 | 30席~10,000席以上 | |
製品形態 | オンプレミス版、クラウド版 | |
価格情報 | 個別見積もり | |
製品概要 | CastingTable3.0 |
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導入事例①
<導入事例> ゆうちょ銀行
操作性の高いシフト管理ツール
“働きやすいセンター作り”に貢献
Casting Table3.0
ミライト
オペレータのシフト希望と必要とする席数の充足。シフト最適化は、この2大要素の“折り合い”をつける必要がある。長時間営業かつ複数サイトで多岐にわたる問い合わせに対応するセンターでは、シフト管理にITツールを活用しないとまず不可能だ。ゆうちょ銀行では、ミライトの「Casting Table3.0」を採用。このほどバージョンアップも適用し、センター全体の「働き方改革」に活かしている。
株式会社ゆうちょ銀行
本社
営業第三部コールセンター室
室長
白石 礼子 氏
働き方改革関連法が成立し、従業員が働きやすい環境を整えることは多くの職場において喫緊の課題となっている。とくに経験値が品質に影響する金融系コールセンターでは、離職防止は最重要課題だ。多くの現場でシフトの多様化をはじめ、働きやすさを追求しつつある。
シフトパターン20種 管理が複雑でツール必須
札幌、福岡、横浜に合計約300席規模のコールセンターを運営するゆうちょ銀行は、受付時間が最長8時30分〜21時と長時間におよぶため20種類以上ものシフトパターンで人材配置を行っている。問い合わせ内容も、全国2万4000店におよぶ郵便局の店舗案内や、さまざまな商品・サービスに関する問い合わせなど多岐にわたり、スキル設定も一筋縄ではいかない。オペレータは派遣社員で、各派遣会社と契約している勤務条件に応じて休暇などを設定する必要もある。結果的に、シフト作成は非常に煩雑で、手作業ではほぼ不可能。従来からミライトのシフト管理クラウドサービス「Casting Table」を活用していた。このほど、同バージョン3.0に刷新。より効率的かつ効果的なシフト作成を実現している。
同センターでは、予測した呼量をもとに各拠点の必要要員数を算出し、シフトは稼働を担当するSVが各オペレータのスキルや休暇希望をもとに作成する。
3拠点を管理する営業第三部コールセンター室の白石礼子室長は、「SVをはじめ多くの管理者が日常的に活用するツールであることから、刷新にあたっては従来活用してきた機能が揃っていることと、導入サポートが充実していることを重視して選定しました」と振り返る。セキュリティ体制やプロジェクト管理体制なども含めて総合的に判断した結果、Casting Table3.0を採用した。
WFMの導入効果
デザインを一新し操作性向上 スケジュールの更新も迅速に
従来からユーザビリティの高さを評価していたが、新バージョンはすべてのページに共通の案内リンクを表示するグローバルナビゲーションを採用するなど、よりUIを強化していることから「画面が見やすく、直感で操作できる」(白石氏)と現場でも好評だ。必要に応じて頻繁に行われるオペレータのスケジュール修正も、線表形式のスケジュール表で簡易に編集することが可能になり、マネジメントの効率化につながった。本番環境だけではなくテストサイトもあることから、配置の試算や操作の研修に活用できる点も現場に好評だ。
シフト作成の他、同ツールをベースに勤怠も管理しており、残業などの記録からシフトへの貢献度を評価する仕組みにつなげている。
導入後間もないため、未だ活用しきれていない新機能も少なくない。今後は、オペレータが直接シフト希望を入力する機能の利用なども検討し、SV・オペレータともに、より“働きやすい”職場環境の構築につなげていく方針だ。
ユーザープロフィール
株式会社ゆうちょ銀行
●所在地:東京都千代田区霞が関一丁目3番2号
●設立:2006年9月1日
●資本金:35,000億円
●代表者:取締役 兼 代表執行役社長 池田 憲人
●従業員数:13,009人(2018年3月31日現在)
●事業内容:銀行業
お問い合わせ先 |
株式会社ミライト |
WFMツール / 業務の効率化 / ASP・SaaS・クラウド
更新日:2021/01/20
ミライト | ![]() |
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対象ユーザー | 小規模センターから大規模センターまで対応可能 |
対象規模 | 30席~10,000席以上 | |
製品形態 | オンプレミス版、クラウド版 | |
価格情報 | 個別見積もり | |
製品概要 | CastingTable3.0 |
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導入事例②
<導入事例> 全日本空輸株式会社
呼量予測から要員配置まで高度化
安定した応答体制の構築を実現
Casting Table3.0
ミライト
大規模コンタクトセンターで安定した接続品質を維持し、かつコスト最適化を図るには、高精度な呼量予測と最適な要員配置を実現するWFMシステムの活用が不可欠だ。日米で4拠点を構え、1000名規模のコールセンターを擁する全日本空輸では、ミライトが開発・提供する『Casting Table3.0』を採用。安定した応答体制を構築し、顧客満足度の向上につなげている。
全日本空輸株式会社
マーケティング室 業務推進部
営業サポート企画チーム
マネジャー
青木 哲也 氏
全日本空輸(ANA)のコンタクトセンターは、国内線・国際線の航空便を利用する顧客への案内業務や、ANAマイレージクラブに関する案内業務など、ANAグループの総合案内窓口を担っている。拠点は札幌・東京・長崎・ロサンゼルスの4都市に構え、1日約2万件、合計1000名に近いオペレータが顧客対応にあたる。とくに国際線については全世界のどこから電話をかけてもつながる24時間対応を実施している。
同社は2020年2月から3月にかけて、コンタクトセンター・システムを刷新。同時に安定した応答体制を構築すべくWFMシステムをリプレースしている。
未来に起こる事象を勘案し 高精度な呼量予測を実践
採用したWFMシステムはミライトが提供する『Casting Table3.0』だ。マーケティング室 業務推進部 営業サポート企画チーム マネージャーの青木哲也氏は、「従来より、Casting Table2.0を活用していましたが、業務観点でいくつかの課題があり、機能強化を図りたいという思いが強くありました。Casting Table3.0は、我々が求める機能要件を十分に満たしてること、コスト面でも競争力が高いことから、採用の決め手となりました」と説明する。
とくに重視したのは呼量予測の精度向上だ。過去の実績データを取り込んでロジカルに計算できることは当然ながら、オリンピックの開催や台風の到来など、未来に起こる事象を勘案し、それを予測に反映できる。また、シフト作成者の業務効率を高めるため、データの登録や取り出しなどを一括処理できることや、操作性の良さ、レスポンスの高さも重要だった。さらに、マルチスキル管理によるシフト作成の実現だ。例えば、国際線のオペレータが国際線の閑散期に国内線の担当として電話に出る。こうしたマルチスキル対応は、従来は手作業でシフトを組んでいたが、Casting Table3.0を導入したことで、より手軽にシフト作成できるようになった。
「システム移行にあたってはミライト様の協力が心強いものでした。我々の課題を認識したうえでご支援いただけました。例えば、呼量予測にしても、何が問題でどうすれば精度向上できるを確認し、調整いただいています。音声プラットフォームやCRMシステムなどの刷新と並行しての移行作業で非常に厳しいスケジュールでしたが、ミライト様の力添えで効率的に作業を進められました」と青木氏は振り返る。
WFMの導入効果
今後は“使いこなし”に挑戦 日米4拠点の一括シフト作成を目指す
「呼量予測の精度向上により、安定した応答体制を実現できました。顧客満足度の向上にもつながっています」と青木氏。シフト作成では、以前と比較して一作業あたり約60分の時間短縮になるなど、導入効果は大きい。
青木氏は「今後の課題は“使いこなし”です。現在は国内3拠点のシフト作成のみですが、今後は米国の拠点も含め、24時間対応の一括シフト作成に取り組みたい」と期待を込める。
ユーザープロフィール
全日本空輸株式会社(ALL NIPPON AIRWAYS CO., LTD.)
●所在地:[本社]東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
●設立:2012年(平成24年)4月2日
●資本金:25,000百万円
●代表者:代表取締役社長 平子 裕志
●従業員数:14,830名(2020年3月31日現在)
●事業内容:定期航空運送事業、不定期航空運送事業、航空機使用事業、その他附帯事業
お問い合わせ先 |
株式会社ミライト |
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