静岡県静岡市は、全庁共通の庶務事務を集約する「総務事務センター」を2027年4月に新設する。運営業務は、アルティウスリンク(東京都渋谷区、那谷雅敏代表取締役社長)に委託した。市長部局、消防局、教育局、上下水道局などの職員約9500人を対象とする。

同市は、人口減少が進むなかで行政サービスを持続的に提供するため、職員が住民サービスや政策立案などの本来業務に注力できる体制づくりを進めている。センターの新設により、事務処理の標準化や処理時間の縮減、処理精度の向上を図る。
集約する業務は、人事、給与、福利厚生、財務会計、物品調達、文書管理など。開設に向け、現行業務の調査・可視化、業務フローやマニュアル、FAQの整備、運営体制の構築、人材育成を行う。開設後は運営を段階的に安定させ、継続的な業務改善を推進する。将来は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の活用による業務効率化と職員の負担軽減にも取り組む方針だ。