Cloco(東京都新宿区)は10月27日、自社のコールセンターシステムに、IVR(自動音声応答)と連動してSMSを送る機能を追加した。顧客が電話で所定の番号をプッシュすると、あらかじめ設定した内容のSMSが自動で届く。オペレータが送信を操作する必要はない。
電話はその場でやり取りできる半面、URLや長い手順、住所などを口頭で正確に伝えるのは難しい。新機能を使えば、電話で案内を受けた顧客がIVRでボタンを押し、届いたSMSからWebページを開くという導線をつくれる。
想定する用途の1つが、営業時間外の案内である。電話がつながらない時間帯でも、希望する顧客に営業時間やFAQ、問い合わせフォームの情報をSMSで届け、自己解決を促す。操作マニュアルやトラブルシューティングのURLを送れば、電話口で長いURLや詳しい手順を読み上げずに済む。修理受付や交換申請、予約変更、支払い方法の案内など、通話後に手続きが必要なWebページを送る使い方もある。
利用には追加オプションの契約が必要で、料金(税込)はSMSオプションが初期費用、月額費用とも3300円、送信用の電話番号が同じく220円。送信料は全キャリア共通で、1通11円からとなる。
Clocoは、電話を起点に必要な情報を顧客の手元へ届ける仕組みとして、この機能を位置付ける。オペレータの対応時間の短縮や案内ミスの削減、顧客の利便性向上につながるとしている。