RightTouch(東京都品川区、長崎大都代表取締役CEO/野村修平代表取締役CCO)は、ナレッジ統合基盤『QANT ナレッジハブ(β)』に新機能『ナレッジチェーン』を追加、提供を開始した。
QANT ナレッジハブは、社内に分散するFAQ・マニュアル・応対履歴などのナレッジを統合し、人とAIの双方が活用できる形へ再構築するAI-Readyなナレッジ統合基盤だ。
ナレッジチェーンは、約款や規定、商品仕様書などの更新に伴う、FAQやトークスクリプト、AI向けナレッジの修正を支援する。具体的には、「『約款 第5条』と『返品ポリシー内の返品条件』」というように記述単位で関連付け、原典の変更時にAIが影響範囲を特定し、変更内容に応じた修正案を自動生成。ナレッジ管理担当者による修正案の確認・承認を経て、関連ナレッジに反映する。なお、原典側の変更は下書き段階から通知されるため、原典の公開前に修正準備を並行して進められる。既存ナレッジへの関連付けにも対応し、AIが関連候補を自動提示する。
有人応対向けのナレッジ基盤『QANT ナレッジデスク(β)』では、オペレータが参照しているマニュアルの根拠となる原典を確認可能。AIオペレータ『QANT スピーク』や『QANT Webエージェント』では、人向けマニュアルをもとにAIが解釈しやすいナレッジを生成し、相互に関連付けて管理できる。
同機能は、2026年4月に発表した「AIコンタクトセンター構想」の一環。同社は今後、熟練オペレータが持つ問い合わせ意図の見極め方や、対応方法を判断するノウハウなど、文書化されていない知識の構造化にも取り組む。人とAIが判断や応対のノウハウを共有し、双方の改善成果を反映させることで、応対品質を継続的に高める仕組みの構築を目指す。