セールスフォース・ジャパン(東京都千代田区、小出伸一代表取締役会長兼社長)は、NVIDIAと共同開発したCRM推論モデル『Koa』を発表した。
Koaは、問い合わせ対応やケースの振り分け、フォローアップなど、複数工程にまたがるCRM業務を推論・実行するモデル。NVIDIAの大規模言語モデル『Nemotron 3 Super』を基盤とし、SalesforceのAIエージェントプラットフォーム『Agentforce』向けに提供。Salesforceが約30年にわたり蓄積してきたCRM領域の知見をもとに、企業の業務プロセスやルールに沿って必要なツールを選択し、処理を進める。
学習には顧客データを使用せず、カスタマーサービスや営業など14以上の業界における業務シナリオをもとに生成した合成データを活用した。Salesforceは、モデルの学習結果を保持するパラメータである「重み」を自社で管理し、推論処理も自社の管理領域内で実行する。
現在、一部顧客向けにパイロット提供しており、米国リージョンで2026年冬の一般提供を予定する。