ギブリー(東京都渋谷区、井手高志代表取締役社長)は8月26日、企業ごとの業務内容に応じて対話練習ができる研修ツール『Track AIロープレ』の提供を開始した。第1弾としてコールセンター・コンタクトセンター向けに展開し、営業職や接客業、金融、医療・福祉など専門領域へ順次対象を広げる方針だ。
生成AIの普及により定型業務の自動化が進む一方、状況判断や高度な対話力を要する非定型業務の比重は高まっている。こうした業務は実務経験への依存度が高く、再現性の確保が難しい。従来のロールプレイング研修では、教育担当者の工数負担や指導内容のバラつきが課題となっていた。
『Track AIロープレ』は、同社が展開するAI面接ツール『Track AI Interview』で培った対話・評価技術を応用した研修ツール。企業のマニュアルやトークスクリプトを基に自社専用シナリオを作成でき、部署ごとの業務内容を反映した練習環境を構築できる。従業員の発言内容に応じてAIの応答パターンや難易度を自動調整するほか、スコア評価に加え、改善点を具体的に示すフィードバックも提供する。
同社は、繰り返し練習できる環境の提供を通じて、教育担当者の工数削減や非定型業務への対応力向上、教育内容の標準化を支援するとしている。今後は業界別に卸売・小売や宿泊・観光・飲食、職種別に管理職向けのマネジメント研修などへも展開領域を広げる考えだ。