
Part.1 <市場動向>
生成AI/AIエージェントへの投資意欲が高まる一方、活用して成果につなげるには課題が山積している。企業に求められるのは、従来のような「単なるツール導入」ではなく、データ、業務、組織、ガバナンスを含む事業基盤全体の構造改革として捉えることだ。AI技術の現在地と国内企業の投資動向を踏まえつつ、コンタクトセンターIT市場が今後、どのように変化しているのかを探る。
生成AI、AIエージェントの活用に期待が集まるなか、国内IT市場、AI市場は成長している。一方、既存システムの維持費上昇による投資原資の確保や社内データの整備など課題もでてきている。有力な活用領域であるコンタクトセンター市場では、ボイスボットやチャットボットといった自動対話システム市場の再成長など、期待が市場に表れ始めている。




Part.2 <SIのビジネス動向>
コンタクトセンターシステムの更改要件は、音声基盤から、音声認識、CRM、ナレッジ、AIエージェントまでを含む広範なものへと広がっている。これに伴い、CTIとCRMのどちらにAI機能やデータを集約するのか、未整備なナレッジや業務をどう見直すのか、といった課題も浮上している。主要SI企業への取材と取り扱い製品アンケートから、市場動向と、AI時代におけるSI企業のビジネス戦略を探る。
コンタクトセンターのシステム更改は、音声基盤のクラウド化にとどまらず、音声認識、CRM、ナレッジ、AIエージェントまでを一体で検討する案件へ広がっている。SIには製品導入だけでなく、複数技術をつなぎ、検証と改善を繰り返しながら業務成果の創出まで伴走する力が求められている。

主要SI取り扱い製品一覧2026(掲載順)
アイティフォー
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)
岩崎通信機
SCSK
NTTデータ
都築電気
日本電気(NEC)
富士通
丸紅情報システムズ
三井情報