RightTouch(東京都品川区、長崎大都代表取締役CEO、野村修平代表取締役CCO)は、FAQの作成から更新、改善までを一気通貫で支援する『QANT スマートFAQ(β)』(以下、QANT スマートFAQ)の提供を開始した。合わせて、同製品を含むWeb領域のAIプロダクトとナレッジを統合する『QANT Web Suite」の提供も開始する。
QANT スマートFAQは、業務マニュアルや規約、VOC(顧客の声)などを読み込ませることで、AIがFAQの下書きを自動生成する。FAQの元となったマニュアルや資料が変更された際は、AIが検知して影響を受けるFAQを特定する。担当者が、提示された変更内容を確認・承認することで、関連するすべてのFAQを一括で更新できる。また、応対ログや検索ログ、FAQアンケートなどを分析し、不足しているFAQや修正が必要な項目を抽出、改善案を提示することも可能だ。
QANT Web Suiteは、「QANT Web」「QANT Webエージェント」「QANT スマートFAQ」「QANT ナレッジハブ」「QANT Web AIアシスタント」などを共通のナレッジ基盤で統合するパッケージ。チャネルごとに分断していたナレッジを1つに統合し、AIが自律的に管理・改善することで、どの顧客接点でも常に最新・正確な情報を参照できる。また、増大しがちな運用工数の抑制にも寄与する。「Web行動解析で課題を多面的に把握 → シームレスに改善→ 正しい導線に配置」という改善ループが回ることで、自己解決率を継続的に向上できるとしている。
QANT Web Suiteを導入したカウネットでは、FAQサイト、AIエージェント、有人チャットを一体運用することで、いつでも顧客が自己解決できるノンボイス対応体制を構築。対話型AIエージェントによる自己解決率は約70%を達成したという(2026年5月1日~6月16日の集計)。なお、AIで解決できない問い合わせについては有人チャット「KARTE Talk」へシームレスに接続し、それまでのやり取りや顧客の文脈をオペレータに引き継いでいる。
RightTouchは今後、Web領域の各プロダクト間におけるナレッジ連携を強化する。このほか、音声領域の「QANT スピーク」「QANT コーチ」との連携も進め、カスタマーサポート全体で顧客体験の向上とナレッジの継続的な改善を支援していく方針。