Helpfeel(京都府京都市、洛西一周代表取締役CEO)は、AI経由の顧客接点構築を支援するマーケティングソリューション『Helpfeel Growth』を2026年8月5日に提供開始した。
生成AIの普及に伴い、生活者が検索エンジンやChatGPTなどを介して情報収集や比較検討を行う「Human to AI」への移行が進んでいる。同社は、生活者側と企業側のAIエージェントが情報をやり取りし、比較検討から購買、決済までを代行する「A2A(Agent to Agent)」の時代が今後到来すると見込む。企業のWebサイトには、クリック数の獲得よりも、AIエージェントが正確に情報を読み取れる環境整備が求められるとしている。

『Helpfeel Growth』は、AIエージェントが企業のヘルプサイトなどのナレッジを参照しながらWeb上で顧客と対話し、購入前の疑問や不安をその場で解消する「エージェンティックコマース」、対話や検索から得た意図データを分析し購買行動との関係を可視化する「インテントマーケティング」、蓄積したナレッジをAIが参照しやすい形で構造化・公開する「AIO(AI検索最適化)」の3サービスで構成する。Web接客で得た顧客の声をコンテンツ改善に生かし、その成果をAIOへつなげる循環を生み出せる点を特徴とする。
開発にあたっては、同社が900サイト以上(2026年4月時点)で培ってきたナレッジ整備の知見や、シリコンバレーの研究開発プロジェクト「HACK Lab」で得たAI活用動向を生かした。先行事例では、平和堂のクレジットカード申込者数が前年比1.9倍、ラッシュジャパンのラッピング用アイテム注文数が前年同期比1.2倍に伸びたという。
同社は今後、MCP(Model Context Protocol)などを活用し、企業のナレッジやCRM、EC、予約・契約システムをAIエージェントと接続する取り組みを進める方針だ。