LINEヤフー(東京都千代田区、出澤 剛代表取締役社長CEO)は、カスタマーサポート(CS)領域のSalesforce運用において、テスト自動化ツール『Provar』を採用した。回帰テストの自動化を通じ、品質を保ちながら迅速にリリースできる体制を目指す。
LINEヤフーのCS領域では、年3回のSalesforceメジャーバージョンアップに加え、月に複数回発生する機能改修への対応が続いており、テスト工数の増加が課題となっていた。求められる品質水準が高い一方、手動テストのみでは対応に限界があり、担当者ごとに偏る属人化や、調整コストの増大も生じていたという。こうした課題を解消し、システムの安定性とリリーススピードの両立を図るため、今回の採用に至った。
『Provar』は、Provar Inc.(英国)が開発したSalesforce専用設計のテスト自動化ツールで、アドックインターナショナル(東京都立川市、小林常治代表取締役CEO)が国内総代理店を務める。Salesforceのメタデータを活用した独自の設計とAI機能により、画面構造の変更やバージョンアップに対する耐性を備える。回帰テストやE2Eテスト、権限別テスト、外部システム連携を含む業務シナリオの検証など、Salesforce運用における品質保証を幅広く支援する。
今回の採用では、リグレッションテストの自動化機能を導入し、テストの属人化とメンテナンス負荷の軽減を図る。