メディア4u(東京都港区、岩館 徹代表取締役社長)は、音声AIエージェント『オーロラAIコール』に、通話内容の要約を企業ごとに調整できる「通話要約カスタマイズ機能」を追加した。各社の受付項目や業務フローに沿って、要約時に抽出する情報を個別に設定できる。
『オーロラAIコール』は、AIエージェントが受電・架電・多言語対応を自動で担うクラウドサービスである。予約受付や問い合わせといった受電業務から、見込み顧客への架電までを代行し、24時間365日稼働する。人手不足への対応に加え、休眠顧客の掘り起こしによる売上機会の創出も想定している。
従来の要約機能では、通話全体の概要は把握できるものの、企業や業務ごとに確認したい必須項目が要約に反映されない場合があった。このため、担当者が正確な情報を得るために録音を聞き直したり、文字起こしの全文を読み返したりする手間が生じていた点が課題となっていた。
今回の機能では、現場で使う紙のメモやエクセルの受付表といった既存のヒアリングシートを、そのままAIの抽出項目として再現できる。必要な情報をAIがあらかじめ整理して出力するため、現場の運用を変えずに導入しやすい構成とした。
通話終了後は、カスタマイズした要約と録音データを担当者のスマートフォンへSMSで通知する。管理画面にログインして該当ログを探す必要がなく、外出中でも通話内容を確認し、折り返しなどの対応につなげられる。
メディア4uは、飲食店やサロンの予約受付、保守・修理の出張受付、不動産の物件問い合わせなどでの活用を見込む。今後は、AIを用いてプロンプトを作成できる機能の追加も予定している。