広島銀行(広島県広島市、清宗一男頭取)は、営業企画部個人企画室のダイレクトコンサルティング窓口に、RevCommが提供する電話解析AI『MiiTel Phone』と、AIビジネスアシスタント『MiiTel Synapse』を導入した。非対面による資産運用提案の業務効率化と応対品質の向上を図るもので、契約件数および金額が約2倍に伸長するなどの成果を挙げている。
同行の個人企画室では、コンサルティングアドバイザー(リモートCA)が非対面で顧客に金融商品を提案している。これまで、面談記録を社内システムへ入力する作業の負担が大きいことや、リモートCAの行動量を的確に把握・分析することが難しい点が課題となっていた。
両ソリューションは、リモートCAによる資産運用提案業務に活用されている。AIによる自動要約機能で面談記録の入力作業を簡素化するとともに、集計機能で通話回数・通話時間や提案内容を可視化。集計データをもとに担当責任者がリモートCAへフィードバックを行う仕組みを構築した。
その結果、面談記録の入力時間は1件あたり20分から5分に短縮され、リモートCAの行動量は1.3倍に増加した。他の施策との相乗効果やリモートCA自身の面談スキル向上も加わり、前年同期比で金融商品の獲得額が2.6倍、NISA口座の獲得件数が2倍となった。
同行営業企画部個人企画室担当副部長の松前敦之氏は、「『MiiTel』のAI自動要約機能と集計機能の活用で業務の効率化と可視化が進み、行動量の増加につながった」とコメント。地域に根ざした金融機関として、今後も顧客対応の品質向上に取り組んでいく方針だ。