中古車売買「ガリバー」を運営するIDOM(東京都千代田区)は1月、戦略子会社「IDOM Digital Drive」を本格稼働、同時にSalesforceを導入し、顧客接点システム(CRM)の再構築を公表した。同社は、DX投資の加速によりCX(顧客体験)向上を図る。
これまでも、中古車の買取・販売から整備まで、顧客接点の強化に向け、IT投資を積極的に行い、CRMの構築・運用を進めてきたが、中期経営計画に掲げているオウンドメディアの拡張による新たなCXの創造や最新AIテクノロジー導入による業務効率化を目指し、CRM再構築&DX投資加速に至ったもの。
戦略子会社であるIDOM Digital Driveは、2024年9月に設立。DX投資加速に向けたエンジニア採用が大きなミッションだ。近年、さまざまな小売業におけるリーディングカンパニーがシステム内製化を図っているなか、同社もその取り組みを加速する狙いがある。
また、CRMの再構築に際し、同社はプロダクトレベルの高さ、豊富なCRMノウハウ、テクノロジーの先進性を高く評価し、Salesforce製品群の全面的な導入を決定。AIやデータを活用したデジタル変革を図るため、要望のヒアリング、中古車の提案、契約における各種連絡という販売の顧客接点から、購入後の納車、メンテナンスに至るアフターケアの顧客接点まで、Service CloudとLightning Platformを用いて開発を進める。
2025年1月1日付で、同社デジタル戦略本部の責任者ならびに、IDOM Digital Driveの代表取締役社長に就任した野原 昌崇氏は「中古車を売買する顧客に最高のCXで届ける、というCRMを実現したい。極めて高額のBtoC商品をお客様に最高の顧客体験でお届けする、まさに究極のCRM実現に向けて邁進したい」などとコメント。なお野原氏は、アパレル事業の起業・経営、カインズを経てビックカメラ入社、22年9月執行役員就任し、同時に戦略子会社ビックデジタルファーム設立、代表取締役社長に就いた。23年10月よりフリーランスとして活動(DXコンサルタント)していた。
2025年01月21日 13時28分 公開
2025年01月21日 13時28分 更新