テレマから事業会社に転職する際のポイント

テレマーケティングアウトソーサー(以下、テレマ会社)で経験を積み、事業会社が運営するインハウスのコールセンターに転職を図るSV、マネージャーの方は少なくないでしょう。

こうした転職が上手くいく人、いかない人の違いは何でしょうか。

上手くいった人に話を聞くと、「テレマ会社で働く前に事業会社での就業経験があり、そのとき身に付けていた知識や業界の常識が活かせた」という声をよく聞きます。

テレマ会社のビジネス環境は特殊です。

運命を共にするパートナーとして、クライアントの事業拡大を支援する立場ではありますが、新たな事業戦略を練ったり、大胆な発想転換でビジネスモデルをリデザインするといった領域には触れられず、あくまでも受託した業務を効率化したり、品質を高めたりすることで事業拡大の一部を手伝っているのです。

転職支援コンサルタントの方は、「同じSVでも期待される役割が全く異なることを理解し、意識を切り替えて視野を広げることが、テレマ会社から事業会社への転職には必須です。その会社のビジネスの根幹は何か、そのなかでコールセンターが果たすべき役割は何か、を自ら捉え動けるようにならなければなりません」と指摘します。

テレマ会社からインハウスへの転職がうまくいかないケースは、コールセンターで身に付けた知識やスキルを活かすことに固執し続けた人に多いようです。

確かに、事業会社は即戦力を期待してテレマ会社の人材を採用しますが、自社のビジネスを理解できない人材の力は不要です。