JUAS、「企業IT動向調査2014」実施、重点投資分野は「SFA/CRM」がトップ

 日本情報システム・ユーザー協会(略称:JUAS)は、ITユーザー企業の投資動向やIT戦略動向などを定点観測する「企業IT動向調査2014」を実施した。

 IT予算における速報値では、約4割の企業(調査対象は国内上場企業およびそれに準ずる企業)が「2013年度は2012年度よりもIT予算を増やした」と回答。2014年度も引き続きIT予算の増額傾向が続く見通し。なお、2014年度のIT予算を増額する企業(40.3%)の内訳は、「10%以上増加」が21.7%、「10%未満増加」が18.6%だ。



 IT予算が「増加」する企業の割合から「減少」する割合を差し引いて求めたDI(ディフュージョン・インデックス)は、2014年度は12.7ポイントで、2013年度(13.4 ポイント)よりわずかに減少している。

 中期的な重点投資分野について、優先度の高い1位から3位までの回答結果をまとめたところ、回答数が最も多かったのが「顧客情報・営業支援(SFA、CRM等)」。40.1%の企業が、投資順位の1位から3位までのいずれかに挙げている。


2024年01月31日 18時11分 公開

2014年01月07日 09時00分 更新

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