北日本銀行、営業支援システムにクラウドサービスを採用

 北日本銀行(岩手県盛岡市、佐藤 安紀頭取)は、営業支援システムを刷新、インテック(富山県富山市、滝澤 光樹社長)の地域金融機関向けサービス「F3(エフキューブ)クラウドCRMサービス」を導入した。

 同行では、「自社所有型のシステム開発・運用からクラウドサービスの利用へと方針を転換。システム運用や費用の負担を軽減し、将来にわたって機能拡張する場合でも必要な業務機能のみをサービスとして利用、低廉なランニング費用で継続利用を可能とする」と採用の背景を説明している。

 同サービスは、CRMシステム、SFAシステム、コールセンターシステムなどを業務機能の体系化と業務単位のコンポーネント化した金融機関向け統合型CRMシステム。特定の業種、企業団体に特化した形で共同利用するサービス形態である「コミュニティークラウド」として運用する。データベースは銀行別に分離しているので、利用企業はお互いの保有データには干渉できない仕組みとなっている。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年11月27日 11時12分 更新

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