NEC、フロスト&サリバン3部門同時受賞


 NECは、調査コンサルティング会社フロスト&サリバン(F&S社)主宰の「2013 Frost & Sullivan Japan Excellence Awards」において、エンタープライズテレフォニー部門とユニファイドコミュニケーション部門で日本市場最優秀ベンダー賞を、コンタクトセンターアプリケーション部門で日本市場グロースリーダーシップ賞を受賞し、三冠同時受賞を果たした(写真:授賞式の様子。左:Frost & Sullivan Global Vice President: Visionary Innovation Mr. Richard Sear、右:NEC 企業ネットワーク事業部 事業部長 野田 修氏)。

 同アワードは、ICTを中心に約20部門を評価するもので今年で3回目。F&S社が外資系ベンダーも含めて部門ごとに各ICT企業の調査を行い、成長率の高さや先進的な取り組みを実現した企業をエントリーする。ノミネートされた企業はさらに厳密な審議を経て受賞が決まる。自薦・他薦がなく純粋に第三者評価として選定されることが特徴だ。今回の受賞にあたって、とくにコンタクトセンター部門では「大手キャリアグループを中心に、2012年は総計約3万席のコンタクトセンターを構築できたことで大きな成長を遂げました。規模だけでなく、自社・他社ソリューションを問わず、またオンプレミスやホスティングを問わず柔軟で多様なシステムを構築できたことが評価されたと考えています」と、企業ネットワーク事業部UNIVERGEソリューショングループの山本 史営業推進部長は話す。

 同社は、自社コンタクトセンター製品群の「UNIVERGE ContactCenterシリーズ」や「CSVIEWシリーズ」を中心に、CTIミドルウエアのGenesys、通話録音のVerintSystemsやNICE Systemsなど、多数のパートナー製品とのインテグレーション実績を持つ。これらノウハウを基に、ユーザー企業に最適なソリューション提案を行ったことが今回の受賞につながった。

 今後のビジネス戦略では、コンタクトセンターに蓄積されたVOCを中心に、ビッグデータ活用によるCRMの深化を目指す。また山本部長は「大規模ユーザーだけでなく数十~数百席クラスに向けた製品ラインナップの充実を図り、お客様のニーズと期待に応えていきます」としている。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年08月20日 08時47分 更新

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