IDC Japan、クラウドサービス向けITサービス市場予測を公表

 IT専門調査会社のIDC Japan(東京都千代田区、竹内正人社長)は、国内クラウドサービス向けITサービス市場予測を発表した。

 2012年の同市場規模は1528億円と推定。同市場はクラウドの発展と共に拡大を続け、2017年には2012年比3.8倍の5793億円になると同社は予測している。

 同社では、クラウドサービスの導入/利用を支援するITサービスを「クラウドサービス向けITサービス市場」として定義している。具体的には、以下の3分類に属するサービスのことだ。

(1)プロフェショナルサービス: クラウドサービスの導入/利用に関わるITコンサルティング、SI(システム構築/開発)、カスタムアプリケーション開発/保守など
(2)マネージドサービス: クラウドサービスの運用管理を実行/支援するサービス
(3)サポートサービス: クラウドサービスの導入/利用時に提供されるIT教育およびサポートサービス(ハードウエア/ソフトウエア製品の保守も含む)

 調査対象については、パブリッククラウドサービスやホスティング型のプライベートクラウドサービスにおける基本サービスは、ハード/ソフトウエア製品と同様に関連市場として扱い、クラウドサービス向けITサービス市場には入っていない。また、エンドユーザーの動向を把握するために、クラウドプロバイダ/サービスベンダーの支出も除外している。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年06月03日 12時56分 更新

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