アクセラテクノロジ、業務コンテンツ管理/活用ツール「ドリルダウンポータル」販売開始

 アクセラテクノロジ(東京都渋谷区、進藤達也社長)は、4月16日、エンタープライズサーチ「Accela BizSearch R4」(アクセラビズサーチ アールフォー)のオプション商品として、ドリルダウン検索機能と検索利用画面を簡単に構築できる「Accela BizSearch R4 ドリルダウンポータル」の販売を開始した。利用者は、企業内の大量のコンテンツ群から必要な情報に、クリックのみのキーワードレスで容易に辿りつくことができる。

 企業内に蓄積されたコンテンツを探す方法には、リンクやフォルダなど階層を辿っていく方法と、キーワードで検索する方法が一般的だ。しかし、「ビッグデータ時代」の今日、企業に蓄積されるテラバイト超級のコンテンツに対して、これら従来の検索手法ではなかなか目的とするコンテンツが見つけられず活用の機会を逃すといった問題が起きている。

 今回発表した「ドリルダウンポータル」では、社内に大量に蓄積された業務コンテンツに対し、多次元のファセット(有用と思われる視点)からクリックで絞り込んで情報を探せるドリルダウン検索機能および検索利用画面を、容易に実現できる仕掛けを提供する。

 具体的には、以下のようなコンテンツを対象に強力な企業内検索ポータルが実現できる。

◆業務システム(RDBMS、Lotus Notes、SharePoint上に構築されたシステム)
・簡単マッピング:業務データを構成するデーターベースのフィールド1つひとつをドリルダウンの各ファセットにマッピング可能(文字列型・数値型各50項目まで)。
・多次元見える化:ファセットにマッピングされた各フィールドについて、格納されているデータの出現頻度順、あるいは50音順に、絞り込み項目一覧として見える化。
・ゼロ件ヒット回避:検索用のキーワードを思いつかなくても、興味ある絞り込み項目を任意の順でクリックするだけでゼロ件ヒットになることなく目的のコンテンツにすばやく到達。

◆共用ファイルサーバー(部門や全社で共用する大規模ファイルシステム)
・フォルダ階層からファセット自動生成:ファイルサーバー内のコンテンツ(Office文書、PDFなど)に対して、フォルダ階層の各名称を使ってファセットを自動生成。これにより、フォルダを階層順に辿る必要はなく奥深くの階層からでも絞り込むことができ、検索性向上に寄与。
・先頭5ページビジュアル表示:検索結果一覧において、PowerPointやWordなどの先頭5ページ分を一気に表示。どれも似たような表紙しか見られない通常のサムネイルと異なり、一目で目的とするコンテンツか判断可能。
・イメージ検索:エンタープライズサーチがこれまで検索対象としてきたOffice文書など電子ドキュメントに加え、上記特徴により、画像や絵などイメージ系ファイルもクリックだけで検索可能。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年04月17日 14時51分 更新

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