富士通コミュニケーションサービス、「お客様接点改善サービス」を提供開始

 富士通コミュニケーションサービス(東京都品川区、増田 潔社長)は、顧客の声や動向を分析して、顧客経験価値の向上を支援する「お客様接点改善サービス」を提供開始した。

 同サービスは、コンタクトセンターに寄せられた顧客の声やホームページなどで集積された顧客行動をはじめとした企業の内部データと、ソーシャルメディア上における顧客の声などの外部データを統合的に分析するもの。同社が提供するコンタクトセンターアウトソーシングや改善支援者派遣、富士通グループが提供する各種ICTソリューションサービスとの連携も可能。

 主な特徴は、以下の通り。
1.顧客の声を統合的に見える化
 コンタクトセンター、ネットアンケート、ソーシャルメディアなどにおける顧客の声を集約し、マイニングツールなどを用いて同社の専門アナリストが見える化。
2.18年間、のべ400社への導入実績に基づく分析ノウハウ
 顧客の消費行動サイクルを設定し、顧客の声をサイクルごとに分析。消費者行動に相対する企業側の顧客接点について、同社のコンタクトセンター運営経験から導き出した改善施策を提案する。

 価格は個別見積り。すでに金融業、生命保険業、製造業、小売業など数社で導入されており、2013年度末までに50社への導入を目指す。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年04月10日 15時06分 更新

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