JCSI、2012年度第4回日本版顧客満足度指数を発表

 サービス産業生産性協議会は、2012年度日本版顧客満足度指数(JCSI)を発表した。同指数は、同会が2009年度から開発・調査しているもの。2012年度の最終発表となる第4回は、百貨店など8業種・業態を調査した。第1回~第4回調査をあわせた31業種・業態378社(正規調査359社、参考調査19社)の総合比較結果も取りまとめている(月刊コンピューターテレフォニー5月号に掲載予定)。

 第4回調査結果は以下の通り。なお、対象企業は100企業、総回答者数は3万3843人。

「阪神百貨店」(百貨店)
「オーケー」(スーパーマーケット)
「コスモス薬品」(ドラッグストア)
「阪急電鉄」(近郊鉄道)
「メガロス」(フィットネスクラブ)
「学研教室」(学習塾・通信教育)
「楽天カード」(クレジットカード)
<参考>「ミュゼプラチナム」(エステ・サロン)

 また、同会は3月18日、都内で2012年度第2回CSフォーラムを開催し、シンガポール航空の広報・アライアンス部部長の鹿野秀考氏が事例紹介を行った(写真)。同社のビジネスモデルについて、「ハードからソフトまで、“金額以上のサービスによるプレミアム感”を提供することでCSを向上させ、ロイヤルティ醸成につなげる活動を反復します。それによって、顧客サービスへの投資を行うというサイクルを創っています」と説明した。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年03月19日 15時10分 更新

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