アドバンリンク、統合CRMプラットフォーム「CRMstage」の最新版を発表

 CRMコンサルティングを手がけるアドバンリンク(東京都品川区、鈴木 潤代表)は、統合CRMプラットフォーム「CRMstage」に、商品分析機能などを追加した新バージョン「ver.2.3」をリリース、2月20日より提供を開始した。

 CRMstageは、マーケティング担当者が専門知識不要で顧客分析を実施し、顧客特性の把握に基づき、CRM・マーケティング施策への活動をスムーズに行うことが可能な顧客軸をベースとした顧客データ活用システム。従来、商品軸からの分析については、オプション(カスタマイズが必要)だったが、今回の新バージョンでは商品軸からの分析が可能となるほか、Web-API機能を追加したことにより、顧客の購入商品によって実行する施策パターンを変えることができ、顧客分析結果からのCRM・マーケティング活動がよりスムーズにできるようになる。具体的には、特定の商品購入顧客や、商品の購入回数などにより、会員のマイページに表示させるコンテンツを変化させることができる。あるいは、キャンペーン応募顧客を定期的に抽出したり、最新の優良顧客リストを自動出力したりして、メール配信サービスなどに連携できる。

 ver.2.3で提供される新機能および強化機能は以下のとおり。
1)商品分析機能
 商品、商品カテゴリー別の売上、顧客数分析。顧客セグメント別に商品購入実績の集計が可能
2)Web-API機能
 CRMstageの顧客セグメント情報や集計結果を、Webインタフェースで参照可能
3)セグメントCSV自動出力機能
 特定の条件に合致する対象顧客を、設定した抽出タイミング(毎日、毎月、曜日指定、日付指定)で、自動的にCSV出力
4)検索、分析にかかるスピード性の向上

 なお、旧バージョンからの変更点は次のとおり。ポイントRFM分析機能は、標準機能からオプション対応とする。テーブルカスタマイズ機能(ノンプログラミング・カスタマイズ機能)は、標準機能から同社カスタマイズサービスとする。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年02月27日 16時45分 更新

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