アドバンスト・メディア、クラウド型リアルタイム音声認識ソリューションを提供開始

 アドバンスト・メディア(東京都豊島区、鈴木清幸会長兼社長)は、クラウド型コールセンター向けAI音声認識ソリューション「AmiVoice Communication Suite Cloud(アミボイス コミュニケーション スイート クラウド)」のリアルタイム版、「AmiVoice RealtimeScriber Cloud(アミボイス リアルタイムスクライバー クラウド)」を7月1日よりサービス開始する。

 「AmiVoice RealtimeScriber Cloud」は、これまで218社(2018年3月末現在)への導入実績を誇る、アドバンスト・メディアのコールセンター向けAI音声認識ソリューションをもとに、短期間、低コストで利用が可能なリアルタイム音声認識のクラウドサービス。オンプレミス製品と比較し、5分の1以下の費用で導入できる。業務の拡大・縮小、繁閑期など、業務量に応じて柔軟な変更が可能なため、その時々で最適な利用を行える。

■AmiVoice RealtimeScriber Cloud概要

①リアルタイムでの通話文字化により、応対品質向上をサポート
 オペレータと顧客の通話をそれぞれのチャネルでリアルタイムに文字化。通話内容からキーワードに紐づいたFAQの回答や説明資料を自動的に表示し、オペレータの回答支援を行う。スピーディかつ適切な顧客対応により、応対品質と顧客満足度の向上を実現する。


キーワードに応じて資料/FAQなどを自動表示

②座席表でオペレータの顧客応対状況を可視化。センター全体のデータ集約・管理が可能
 フロアの座席表に即した画面レイアウトで、コールセンター全体の状況を一目で把握。顧客との会話や時間、感情認識など、各オペレータの通話内容が色やアイコンで表示されるため、各座席の状況を感覚的に把握できる。チャットやアラート機能などにより、オペレータとスーパーバイザーの相互コミュニケーションを円滑にし、手厚いフォローを可能にする。



モニタリング画面


チャット機能

③音声認識エンジンの自動チューニング機能
 書き起こしデータをアップロードすることで、音声認識エンジンが自動学習を行い、認識精度を高める。音声認識エンジンにはディープラーニング技術を実装しており、高い認識率を誇る。書き起こしデータを学習させればさせるほど認識率が向上し、より正確にテキスト化することができる(オプションで同社によるチューニングも可能)。

④各社クラウドサービスとの連携利用が可能
 文字化したデータはAmiVoice Communication SuiteのAPIを使ってリアルタイムにAIによるレコメンドシステム、自動要約システム、テキストマイニングシステムなど、他社クラウドサービスとの連携が可能。サーバーなどの資産を持つことなく、AmiVoice RealtimeScriber Cloudをコアにした付加価値の高いコンタクトセンターソリューションを利用できる。

2024年01月31日 18時11分 公開

2018年06月04日 09時18分 更新

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