大垣共立銀行、CRMと連携した新ATMサービスを構築

 大垣共立銀行(岐阜県大垣市、土屋嶢取締役頭取)は、ATMでおすすめ商品やサービスを案内などを行う新サービス「オリジナル画面」のシステム連携基盤を、NECのSOA基盤「WebOTX Enterprise Service Bus(ESB)」を活用して構築した。

 「WebOTX ESB」は信頼性と接続性を特徴としており、Web-ATMシステムなどのチャネルと各システムを標準インタフェースで接続することが可能。今後も新たなシステム導入の際には、容易にシステム連携ができ、費用低減や開発期間の短縮につながる。

 従来、同行はATMで全顧客共通の広告を表示していたが、顧客へワントゥワンサービスを実現するために新たにシステムを構築した。「オリジナル画面」は、ATMの画面を顧客ごとにカスタマイズするもので、年齢・性別・取引状況などに合わせたおすすめ商品やサービスの案内などを画面に表示する。

 Web-ATMシステムとCRMシステム、勘定系システムを連携させて実現するもので、CRMシステムに登録されている顧客情報とATMでのサービスの連携を、WebOTX ESBを活用して実現した。

 同サービスは、2月4日から大垣共立銀行の全ATMで提供される。



2024年01月31日 18時11分 公開

2013年02月01日 12時12分 更新

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