コラボスとジーニー、「キャリコネ転職」でコールセンターとデジタルマーケティングの融合実験を開始

コラボス(東京都墨田区、茂木貴雄社長)とジーニー(東京都新宿区、工藤智昭社長)は、グローバルウェイ(東京都港区、各務正人社長)が運営する転職・求人サ
イト「キャリコネ転職」において、コールセンターシステムと連携したデジタルマーケティングプラットフォームの実証実験を開始した。

コラボスのコールセンターシステムに関するノウハウと、ジーニーのアドテクノロジーやマーケティングオートメーション「MAJIN」の開発・運用ノウハウを活かした取り組み。従来、分断して行われていることの多いWeb上でのマーケティング、メール配信によるマーケティングと、電話による営業活動のオペレーションを統合的に実施し、マーケティング施策の自動化や、複数のコンタクトチャネルに関する横断的な分析と統合データを用いたWeb広告配信などを行う。


具体的には、「キャリコネ転職」の求人掲載数や新規登録企業数等を指標数値とし、指標別に企業の人事担当者に対する営業活動を目的としたマーケティングシナリオを設計。シナリオに沿って、MAJINであらかじめセグメント化したそれぞれの顧客群へ、メールの一斉送信による広告用webページへの誘導と、誘導された顧客のWeb上での行動に対するスコアリングを自動的に行う。また、Webページを閲覧、問い合わせを行った顧客に対し、コラボスのクラウド型コールセンターシステム「COLLABOS PHONE」とクラウド型CRM「COLLABOS CRM Outbound Edition」を用いて電話での営業活動を実施。アクションの結果や会話により得られた情報を顧客情報に付加する(イメージ図、クリックで拡大)。

Web上での行動やメール施策の情報をCOLLABOS CRM Outbound Editionへ、オペレータの会話により得られた情報をMAJINへ相互フィードバックすることで、顧客が得られる情報の精度と一連のマーケティング施策の効果を継続的に高める。また、反応のよい顧客と行動・属性が類似する潜在顧客への広告配信を行い、効果を検証する方針だ。

2024年01月31日 18時11分 公開

2018年06月01日 12時36分 更新

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