キューアンドエー、ネット犯罪に対する駆除サポートを提供開始

 ICTデジタル製品関連(パソコン、インターネット、情報家電など)のテクニカルサポート事業を展開するキューアンドエー(東京都渋谷区、金川裕一社長)は、個人顧客向けに提供する新サービス「偽装ソフト駆除サポート」と「アダルト請求画面駆除サポート」を2013年2月1日より開始する。
 過去1年間で、日本で起こったネット犯罪による年間被害は、セキュリティソフト開発のシマンテック社の報告によると、被害者が920万人以上、直接的な被害総額が348億円(4億4200万ドル/1$=78.82円換算)にのぼる。また、独立行政法人国民生活センターの調査によると、偽装ソフトやアダルト広告画面による「なりすまし」などの被害はウイルス対策ソフトでは回避できず、相談件数も依然として多い状況だ。そこでキューアンドエーは、新たに個人顧客に提供するサービスとして「偽装ソフト駆除サポート」「アダルト請求画面駆除サポート」を開始する。
 「偽装ソフト駆除サポート」はパソコン1台につき9450円(税込)、「アダルト請求画面駆除サポート」はパソコン1台につき6300円(税込)(同社会員であれば両サービスともに50%割引)で、専門の知識を持ったスタッフがリモート(遠隔操作)サポートサービスにて対応する。また、希望すれば顧客宅で対応する訪問サポートサービス(別途有料)へ切り替えることも可能だ。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年01月31日 10時10分 更新

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