トランスコスモスなど3社、システム監視サービスを提供開始

 トランスコスモス(東京都渋谷区、奥田昌孝社長兼COO)、ファーストライディングテクノロジー(沖縄県浦添市、上原稲一社長、以下FRT)、琉球ネットワークサービス(沖縄県那覇市、渡慶次 賀雄社長)の3社は、共同でFRTiDC利用企業向けに情報システム監視サービスの提供を開始する。
 FRTはこれまで、簡易的なシステム監視サービスの提供を行っていたが、先の震災以降、沖縄県外からのディザスターリカバリー用情報システム構築案件が急増しており、それに伴い顧客企業ごとにカスタマイズが可能でより高度な監視サービスに対する要望が強くなっている。
 3社は、そのニーズに応えるため、FRTの24時間365日の運用要員体制、トランスコスモスの監視業務ノウハウ、琉球ネットワークサービスのシステム開発力、という情報システム監視サービスに必要なリソースを結集し、新たに情報システム監視サービスを開発した。
 障害発生時にオンサイトで対応する即応力で、企業活動に欠かせない情報システムのダウンタイムを極力短くする環境を構築している。
 FRTは、地震が少なく、首都圏から1600km離れ、同時被災の危険性が極めて低いという沖縄の地理的優位性を活かして、中央省庁や、金融業、製造業などのデータバックアップセンターとして多数の企業が利用している。トランスコスモスは長年の実績を活かし、2007年に設立したシステム監視運用センター(沖縄MSPセンター)にて、運用監視業務を提供する。琉球ネットワークサービスは、ソフトウエア設計から開発までを主な業務として行っており、組み込み開発、ソリューション開発、通信管理、ERP基幹システム、Webアプリケーション開発、クラウド型開発など開発実績は多岐にわたる。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年01月29日 13時59分 更新

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