三井住友銀行、生命保険の非対面募集業務を本格展開

 三井住友銀行は、これまで店頭中心で行ってきた生命保険の募集業務を、来店が困難な顧客に対しても提案・募集を行うため、日常的な接点であるATMやSMBCダイレクト(同行のインターネット/モバイル/テレホンバンキングの総称)を活用し、コールセンターを通じた非対面募集を本格展開する。
 これまで保険に関心はあるものの来店が困難だった顧客をメインターゲットとして、非対面チャネルでの生命保険に関するニーズやヒアリングと商品提案を行う。そのため、「お客さまとの日常的な接点を捉えたニーズのヒアリング」「ライフイベント(就職)を捉えた新商品の導入」「お客さまをサポートする体制の強化」を図る。これにより、同行の強みである顧客基盤(個人顧客数約2500万人)と充実したチャネル(店舗、ATM、インターネット、コールセンター)を最大限活用した、“銀行ならではの新たな保険ビジネスモデル”の確立を目指すとしている。
 具体的には、1月21日より顧客がATMやSMBCダイレクトを利用する際に、ライフプランに関する簡易なアンケートを行うことで、顧客ニーズをヒヤリングし、コールセンターから保険に関する情報をタイムリーに提供する。また2月4日からは、就職により扶養家族から外れる新社会人をメインターゲットに、無料傷害保険付普通預金『新社会人応援プラン』の取り扱いを開始。同商品は新社会人に自分の保障などについて検討する機会を提供することを目的としており、保障ニーズを持っている顧客に対しては、コールセンターから新社会人のニーズに即した保険に関する情報を継続的に提供する。

2024年01月31日 18時11分 公開

2013年01月29日 11時25分 更新

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