ダットジャパン、鳥取大学とAIチャットボットの共同開発に着手

ダットジャパン(北海道札幌市、犬丸澄夫社長)は、鳥取大学と共同でAIチャットボットの開発をスタートした。

同社の持つソフトウェア開発技術ならびにコールセンター運用ノウハウと、鳥取大学の自然言語処理技術を組み合わせたもの。同大学の村田真樹教授の自然言語処理技術(村田AIエンジン:仮称)は、テキストファイルからあらかじめ決めた項目に対する複数の要約を生成、逐次学習を行うことを最大の特徴としている。

多くのAIエンジンは、同時に複数の要約ファイルを生成することが難しかったので、コールセンターにおける「Q&A」を学習データとする際、ローデータの作成に多くの手間を要している。同エンジンは、複数の要約ファイルを表形式で生成することが可能なため、質問と回答の対のデータとして、学習用ローデータを自動生成することが容易になるという。

2024年01月31日 18時11分 公開

2017年12月11日 15時17分 更新

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