ラクス、Webチャットツールの提供を開始

ラクス(東京都渋谷区、中村崇則社長)は、Webチャットシステム「Chat Dealer」の提供を7月24日から開始した。

Chat Dealerは、Webページに専用のタグ(HTMLコード)を記載することでチャットサポートを開始できるツール。タグは、管理画面からコピー&ペーストできるため、難しい操作は発生しない。
 
最大の特徴は、同社のメール管理システム「Mail Dealer」のユーザー企業から得たテキストコミュニケーションの応対ノウハウを反映したUIと機能にある。例えばUIは、「定型文の挿入」などの頻繁に発生する操作を直感的に実行できるように配置や導線を工夫した。経験年数が浅いオペレータでもスムーズに回答できるという。
 
このほか、ルールベース型のチャットボット機能も搭載した。一次対応をチャットボット、二次対応をオペレータという運用も実現できる。さらに、より良いチャットボットを一緒に構築していくコンサルティングプランの提供も検討している。



顧客側オペレータ画面のイメージ
 画面左はWeb上に表示されるチャットウィンドウ(イメージ)。
同右はオペレータデスクトップ画面(イメージ)。



料金は、月額1万円(5ID)。以降は、5IDごとに5000円が加算される。7月24日から14日間無料トライアルの提供も開始する。
 
なお、Mail Dealerとの連携機能も8月末に拡充する。これにより、メールとチャットのブレンディング対応と応対履歴の一元管理を容易に実現。テキストコミュニケーションのオムニチャネル基盤としての活用が期待される。

2024年01月31日 18時11分 公開

2017年07月27日 10時00分 更新

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