キューアンドエー、会話解析を活用しオペレータのスキル診断を開始

キューアンドエー(東京都渋谷区、牛島祐之社長)は、NECのソフトウエア「NEC 会話解析 V2.0」を導入し、オペレータのスキル診断を開始した。

NEC 会話解析 V2.0は、音声認識技術と感情認識技術、含意クラスタリング技術(注1)を組み合わせたソリューション。膨大な音声データおよびテキストデータを自動分類し、スピーディーな定量分析を実現する。



会話解析画面
NEC 会話解析 V2.0の画面(クリックすると拡大表示されます)


同社の通話音声データを解析し、話すスピードや間の取り方、不適切な表現の出現回数などの6項目で対話品質の自動評価を行う。SVやトレーナーが1件ずつモニタリング・評価する負担を解消。また、定量化により客観性を担保した。


協業スキームNECとキューアンドエーの協業スキーム
 
今後は、NECとの協業によりAIを導入する企業への支援サービスを展開する計画だ。評価精度向上などを図るための学習データ構築および登録作業のほか、会話評価基準の初期設定、評価レポートの活用法、オペレータのフォローアップ研修プログラムの提供を予定している。




注)含意クラスタリング技術
2つの文が同じ意味を含むか否かを判定し、グルーピングする技術。

2024年01月31日 18時11分 公開

2017年03月15日 11時38分 更新

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