不動産仲介のietty、自社ノウハウを活用した「会話型コマースの導入・運用支援ソリューション」提供開始

 不動産仲介サイト「ietty」を運営するietty(東京都渋谷区、小川泰平社長)は、法人向けに“会話型コマース”の導入・運用支援ソリューションを提供開始する。

 同社は、チャットを活用した接客サービスを展開している不動産仲介業者。職場や自宅で物件提案を受け、部屋の見学予約ができるサービスで、月間数百名の顧客が賃貸仲介の物件を成約している。同社では、「チャット接客の知見は異業種でも共通項が多い」(内田孝輔取締役COO)こと、LINEやFacebookなどのコミュニケーション・プラットフォームが会話型コマースのためのAPIを公開し、オンライン接客を検討する企業が増えていることからから導入・運用支援サービスの展開をスタートしたもの。また、「チャットボット×AIによる自動接客」の研究も進めている。


 サービス提供範囲は図(クリックで拡大)の通りで、調査・企画、設計、導入だけでなく、業務受託も行う予定だ。このなかには、広告媒体の選定などのアプローチ手法の企画提案も含んでいる。内田COOは、「金融商品や旅行、ブライダルなど、ユーザーの選択肢が多い説明商材で、コンサル的な対応が必要なケースの親和性は高い」と強調。すでに第1号ユーザーとして自動車販売大手のIDOM(旧ガリバーインターナショナル)と協業、同社のオンライン接客ノウハウの活用を開始している。

同社では1月26日(木)、都内で会話型コマースの導入・改善セミナーを開催予定。詳細はこちら

2024年01月31日 18時11分 公開

2017年01月17日 10時19分 更新

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