三井住友海上火災、「Salesforce Marketing Cloud」導入

三井住友海上火災保険(東京都千代田区、原 典之社長)はセールスフォース・ドットコムのデジタル・マーケティングプラットフォーム「Salesforce Marketing Cloud」を導入、4月から稼働を開始した。

Salesforce Marketing Cloudは、デジタルチャネル(メール、Web、ソーシャルメディアなど)における顧客応対履歴(アクセス履歴)をツール上で統合し、カスタマージャーニーを作成。顧客の嗜好に合う情報を、最適なチャネルを通じて提供できるもの。

導入の目的は、チャネル構造が複雑になりがちな「代理店を介したBtoBtoCビジネス」を基本とする保険業界における競争力強化。同社から各種保険商品の案内や満期のお知らせを個別に送信するなど、One to Oneの顧客対応をダイレクトに実践することで、ロイヤルティ向上を図る。

これに加え、2017年1月から、販売代理店とのリアルタイムな情報共有を可能とするコミュニケーションプラットフォームとして、SFAシステム「Salesforce Sales Cloud」およびオンラインコミュニティ「Salesforce Community Cloud」も稼働させる予定だ。

2024年01月31日 18時11分 公開

2016年06月20日 15時19分 更新

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