テクマトリックス、「CRM FORUM 2016」を開催

テクマトリックス(東京都港区、由利 孝社長)は2016年2月10日、「テクマトリックス CRM FORUM 2016」を開催した。

由利社長由利 孝社長

冒頭、由利社長が登壇し、「今年は10回目の記念開催。基調講演も含み34セッションという過去最大規模の開催となりました。情報交流の場として活用していただきたい」と挨拶した。

基調公演に先立って、野球日本代表・侍ジャパン監督でNHK解説者の小久保裕紀氏が「一瞬に生きる」と題して講演。福岡ソフトバンクホークス(福岡ダイエーホークス)、読売ジャイアンツでの選手経験をもとに、成功者になるための条件を語った。「将来を強烈に描くこと」「自身の長所を追求する心の強さ」「学びの機会を受け入れる素直さ」などを挙げた。小久保氏は、「これらを持っている人材は、自分を律する厳しさも持ち合わせている」とし、その最たる例としてイチロー選手のシーズン中の過ごし方を取り上げた。


事業部長鈴木事業部長

基調講演は、「コンタクトセンターから顧客感動を」をテーマとして、CRMソリューション事業部の鈴木猛司事業部長と岩元利純副事業部長が登壇。今後の人口減少、GDP(国内総生産)推移の予測をもとに、「企業間のサービス競争はさらに激化する。差別化を図るには、顧客の感動を生むサービスの提供が必要」と鈴木事業部長は強調。感動を生む条件として、「関心・共感」「顧客の事前期待を上回ること」を挙げた。さらに、この条件を満たすサポートをオペレータ実践するには、ITによるサポートが不可欠とした。岩元副事業部長は、「具体的には、顧客応対における『正確さ』『はやさ』『丁寧さ』が感動を生む条件」と説明し、これを実現するものとして、コンタクトセンターCRMシステム「FastHelp」の機能を紹介。トークスクリプトのリンクから直接FAQを参照できる機能や、コールバック予約などのアラート・メッセージング通知、転送時のコメント入力機能などをアピールした。

岩元副事業部長岩元副事業部長

このほか、パートナー企業、ユーザー企業が、コンタクトセンターやCRMに関するソリューションや事例をセッションと展示を行った。会場は約1600人の来場者で賑わった。

2024年01月31日 18時11分 公開

2016年02月15日 10時00分 更新

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