広島銀行、新たなインターネットバンキングを構築

 広島銀行(広島市、池田晃治頭取)は、日本IBMの協力のもと、オムニチャネル・マーケティングの実現に向けた新たなインターネットバンキングを構築、今年7月13日から稼働を開始したことを発表。同システムは、Webサイトの閲覧履歴や顧客属性などから顧客ニーズをリアルタイムで予測し、最適な商品・サービスを案内することで優れた顧客体験を創出、顧客満足度の向上と販売促進を支援する。
 具体的には、ホームページ内の閲覧履歴から顧客の潜在ニーズを予測して関連するバナー情報をリアルタイムで表示したり、インターネットバンキングにログイン後、興味や関心のある内容を顧客属性の分析により予測して関連するバナー情報を提供する。これにより、顧客のライフイベント・ニーズに合致した最適な情報を最適なタイミングで案内し、顧客満足度の向上を図ることができる。システム構築では、リアルタイムで個別に最適なメッセージを配信する「IBM Interact」 とキャンペーン管理「IBM Campaign」を採用した。今後はATMとも連携し、チャネル横断のマーケティングをさらに推進していく方針だ。

2024年01月31日 18時11分 公開

2015年11月10日 13時04分 更新

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