CTC、基幹系システム特化クラウドサービスを提供開始

伊藤忠テクノソリューションズ(東京都千代田区、菊地 哲社長、以下CTC)は、2016年4月から基幹系システムに特化したクラウドサービス「CUVICmc2(キュービックエムシーツー)」を提供する。

新サービスは、バーチャストリーム(米ワシントンD.C.、Rodney Rogers CEO)のIaaS技術をベースに、SAPジャパン(東京都千代田区、福田 譲社長)が提供する基幹系・ERPソリューションをCTCのデータセンターから提供する。すでにSAPのERPシステムを使用している国内ユーザー企業に対してもクラウド環境への移行を推進する。

サービスの特徴は、①ストレージ応答時間/大いぼ災害時の復旧時間を保証、②さまざまな業界/行政のコンプライアンスに準拠するバーチャストリームのセキュリティ設計を採用、③実使用量ベースの従量課金、④安定して基幹業務を処理しつつ、戦略策定のための分析処理を同一のプラットフォーム上で実現するインメモリ型のミドルウエア「SAP HANA」を仮想マシンとして提供――など。

導入費用は、環境などにもよるがオンプレミス版の20~50%ほどになるという。
CTCでは、同サービスによる今年度の売り上げ30億円を目指す。



左からバーチャストリームのRodney Rogers CEO、 CTCの菊地 哲社長、SAPジャパンの福田 譲社長、CTCの大久保忠崇CTO

2024年01月31日 18時11分 公開

2015年10月20日 10時27分 更新

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