ソフトバンク、小規模コールセンター向けにクラウドサービスを提供開始

 ソフトバンクは、クラウド型コンタクトセンターサービス「ホワイトクラウド コンタクトセンター」の提供を開始した。

 ACDやPBX、通話録音(画像参照)、IVRなどの各種コールセンター機能を必要な時期、必要な分だけ提供するクラウド型のサービス。ルーティングなどの基本機能やレポート機能だけでなく、初期設定・変更・回線の増減などの各種設定は専用の管理ポータルで管理・編集できる。

 発着信の回線数ごとに契約可能で、契約回線数の増減変更は1カ月単位で可能(最低契約回線数は10回線)。また、コンタクトセンターに必要な機能を電話回線も含めてワンパッケージで提供するのでパソコンにヘッドセット、拠点と本サービスを結ぶ閉域ネットワークがあればどこでも業務ができる。各種CRMサービスとの連携も可能だ。価格は初期費用は3万円、月額1万円/回線。

 もともと同社の情報システム部門がオープンソースを活用して独自に開発・改良を加え、自社のコンタクトセンターで使用しているソリューションをベースにクラウド型サービスとして機能最適化・ダウンサイジングしたも。2012年以降ソフトバンクの社員ヘルプデスク部門や営業部門をはじめとする多くの部門での利用実績がある。社内ヘルプデスク(画像参照)など10~50席程度の小規模コールセンター向けに提供する方針だ。

2024年01月31日 18時11分 公開

2015年07月31日 11時43分 更新

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