ITR、ECサイト構築市場調査、2013年度は前年比8.4%増

 アイ・ティ・アール(東京都新宿区、内山悟志社長)は、ECサイト構築(パッケージ/保守を含めたパッケージ/SaaS)および決済代行サービスを対象とした調査を実施した。調査対象は国内32ベンダーだ。

 2013年度の売上金額は、店舗の大型化や1店舗当たりの売上向上が寄与し、前年度比8.4%増の約113億円となっている。2014年度も前年度比8.1%増と同程度の伸びを見込んでいる。

 今後は製品・サービス機能のコモディティ化により、サポート体制や店舗の売上支援などの付帯的なサービスの充実、あるいは実績や評判などの差別化要因からベンダーの淘汰が予想されるが、ECでの購入者(ECサイト利用者)の増加、BtoCのみならずBtoBでのEC化率の向上、販売品目の拡大などが見込まれることから、同市場のCAGR(年平均成長率、2013~2018年度)は6.4%、それに保守を加えた市場全体のCAGR(同)は7.4%を予測している。

同調査は「ITR Market View:ECサイト構築市場2015」として販売中(CD-ROM版、税別19万円)。

2024年01月31日 18時11分 公開

2015年04月09日 10時00分 更新

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