リンク・マーケティング、クラウド型顧客管理サービス「Zoho CRM」を導入

 営業代行・営業アウトソーシングに特化した人材派遣事業を展開するリンク・マーケティング(東京都新宿区、伊原和之社長)は、クラウドサービス「Zoho」シリーズを提供するゾーホージャパン(横浜市、迫 洋一郎代表)のクラウド型顧客管理・案件管理サービス「Zoho CRM」を採用。「情報の見える化機能」「ワークフロー機能」「ステータス管理機能」「チーム共有機能」などを活用することで急成長する同社の課題を解決し、業務状況の迅速な把握やデータ共有、業務の効率化を実現した。

 リンク・マーケティングでは、同社の営業サポート事業部アウトソーシングユニットの急成長に伴い、同ユニット内の情報共有、メンバーの活動把握、チーフによるメンバーの活動支援などがうまく機能しない状況が続いていた。「Zoho CRM」導入前は、表計算ソフトで活動記録やプロジェクト管理を行っており、業務の管理作業の記録やレポート作成などの自動化機能が無いため効率が伸びず、作業に限界が生じていた。

 今回、「Zoho CRM」導入の決め手になったのは、CRMとして顧客管理の細やかな機能が備わっているだけでなく、3ユーザーまで無料プランからはじめられる導入のしやすさや、コストパフォーマンス、カスタマイズの柔軟性と容易さを評価した。同ユニットのあるプロジェクトチームは十数名で構成されており、全員がZoho CRMを利用。現在は担当責任者が「Zoho CRM」の「レポート&ダッシュボード機能」を活用し、リアルタイムでメンバーの活動状況を確認したり、レポート機能を使用してメンバーの活動を一覧で出力したり、登録した顧客リストをもとにテレセールス業務を行ったりしている。

 同ユニットでは「Zoho CRM」を導入することで、問題解決と改善につながる「現場状況の見える化」や「スタッフのモチベーションアップ」を達成。また、これらの副次的な効果として「離職率の大幅低下」も実現し、大きな効果を得ている。

 すでに、ユニット全体のプロジェクトで「Zoho CRM」を採用することが決定しており、今後「Zoho CRM」を活用することでさらなる業績の向上を目指すとともに、プロジェクト間の情報共有による新たな事業展開への可能性を模索していく構えだ。

2024年01月31日 18時11分 公開

2014年07月03日 09時00分 更新

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