ホットリンクとイー・ガーディアン、炎上検知サービスを提供開始

 ホットリンク(東京都千代田区 内山幸樹代表取締役社長)はイー・ガーディアン(東京都港区、高谷康久代表取締役社長)との協業を強化。Twitter・2ちゃんねるのリアルタイム性の高いソーシャルメディアに特化した、リアルタイム炎上検知サービス「e-miningアラート目視サービス」を開始した。

 2013年以降、従業員の誤ったソーシャルメディアの活用が社会問題化し、全国紙でも『バイトテロ』の呼称が使われ、企業にとって大きなリスクになった。規模を問わず、情報漏洩の検知に加えて、風評リスクの早期発見のためのソーシャルリスクモニタリングへのニーズが高まっている。加えて、ソーシャルメディアの普及により企業や個人の情報発信・取得量が著しく増加し、情報が拡散するスピードが飛躍的に速くなったことなどを背景に提供を開始するという。

 ホットリンクは、炎上の起点となりやすいTwitter、2ちゃんねるをはじめ、約2000メディアを対象とした情報をシステムで効率的に収集するサービス「e-mining(イーマイニング)」を提供。イー・ガーディアンでは有人監視プランを提供していた。

 今回、システム監視「e-mining(イーマイニング)」のリアルタイムなリスク情報の発見をサポートする「アラートメール機能」を切り出し、イー・ガーディアンの有人監視サービスを組み合わせたプランとして提供。

 アラートメールで送られてきた内容のリスク判定、および緊急連絡をサービス内容に含め、即時性を高めることで、さらなる手間の軽減を目指した。

 詳細な情報は以下の通り。
監視対象メディア : Twitter、2ちゃんねる
監視方法:リスクとなるキーワードを事前に設定し、ホットリンクが提供するソーシャルリスクモニタリングツール「e-mining(イーマイニング)」にてリアルタイム監視。運用(アラート内容の精査等)を24時間365日体制でイー・ガーディアンが担当。
実施費用:初期費用10万円 月額費用15万円~(ツール使用料込、税抜き)
契約期間:1年~
アラート回数:1カ月30回程度(これ以上は別途相談)

 主な特徴は以下の通り。
・24時間365日のリアルタイム監視
・リアルタイムメディアのTwitter、2ちゃんねるへの限定が即時察知を実現
・ 「e-mining(イーマイニング)」の件数増加アラート機能により、書き込み件数が急に増加した際に、イー・ガーディアンが目視調査を行いリスクを検知
・ 「e-mining(イーマイニング)」のキーワード出現アラート機能により、リスクキーワードを検知した際に、イー・ガーディアンが目視にて調査。本当にリスクが高いものを抽出し、クライアントへ電話やメールで連絡


2024年01月31日 18時11分 公開

2014年05月14日 13時31分 更新

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