佐賀銀行、新CRMシステムを導入

 佐賀銀行は、新CRMシステムとしてインテック(富山県富山市、滝澤光樹社長)の「F3(エフキューブ)CRMシステム」を採用、4月から稼働している。

 同システムは、顧客の取引内容や店頭・渉外活動で得られたコンタクト情報を一元管理、銀行全店での共有を可能とする。また、携帯電話からのアプリケーション利用が可能で、店外での顧客情報の照会や日報作成など、渉外活動を効率化する狙いもある。携帯電話アプリケーションは携帯電話端末にデータが残らないアーキテクチャを採用している。携帯電話での日報作成機能には、フュートレック(大阪市、藤木英幸社長)が提供する音声認識技術「vGate(ブイゲート)」を利用、店外での情報入力負担の軽減や報告漏れの削減を図る。

 F3は、CRMシステム、SFAシステム、コールセンターシステム等を業務機能の体系化と業務単位のコンポーネント化で合理的に導入し、拡張性も伴った金融機関向け統合型CRMシステム。90社以上の金融機関が利用している。

 佐賀銀行が導入したシステムは、日本ユニシスが提供する勘定系システム「BankVision」と連携している。

2024年01月31日 18時11分 公開

2014年05月13日 14時29分 更新

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