ヒーシュタント ジャパン、「Dynamics CRM Online」導入し顧客管理を一元化

 冷凍パンの製造、販売ならびに輸入事業を手がけるヒーシュタント ジャパン(東京都渋谷区、オリバー・リーフ社長)は、マイクロソフト社のクラウドサービス「Microsoft Dynamics CRM Online」を採用、既存顧客や潜在顧客、卸売会社を管理する顧客情報システムを構築した。

 担当したのは日立ソリューションズ。ヒーシュタント ジャパンは従来、基幹システムとして利用するマイクロソフト社のERP製品「Microsoft Dynamics NAV」で顧客の基本情報を管理していた。営業情報については、営業担当者がExcelで営業日報を作成し、チームリーダーに提出。管理はチームリーダーに一任されており、会社全体で情報共有されていないことや、顧客情報と営業情報が連携していないため、顧客ごとの営業情報が把握できないなどの課題が、会社の規模の拡大に伴って顕在化していた。

 新システムは、営業担当者が活動内容をリアルタイムに入力。会社全体で訪問記録や交渉経緯、顧客からの問い合わせ対応、コールセンターの対応、競合商品などの営業情報を把握できるようになった。顧客別の売り上げレポートを出力、全国の営業担当者に一斉に指示を出すタスクを配信することも可能。とくに、国内多地域に展開している顧客の全店舗に対して、エリア担当営業とタイムリーに連携し、効果的にサービスやキャンペーンを案内できるようになっている。 

2024年01月31日 18時11分 公開

2014年05月02日 11時12分 更新

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