クロス・マーケティング、「O2Oサービス利用調査」を実施

 ネットリサーチ大手のクロス・マーケティングは、「O2O(Online to Offline)サービス利用動向調査」を実施した。

 同調査は、ユーザー数拡大が著しいソーシャルメディア「LINE」の利用状況を切り口にO2Oサービスの利用について分析したもの。調査対象は東京都・政令指定都市に在住する20~59歳の男女500名、2月8日〜9日にかけて実施した。

 画面右は、「あなたはこれまでに、店舗で利用できる情報や特典などが受け取れるスマートフォンアプリやウェブアプリを利用したことはありますか」という設問に対する回答だ。全体の35.5%が「ある」としているは、実店舗利用率は男性より女性が7ポイント高い。男性では20歳代、女性は20〜30歳代の利用率が高く、やはり高年齢になればなるほど利用率は低下している。

 下画面は、LINEの利用状況を聞いた結果だ。全体の38.8%が利用しているが、男女ともに20歳代の利用率が突出して高い。

 「企業・店舗のLINE公式アカウント、あるいはLINE@のフォロー数を聞いたところ、LINE利用者の71.1%がフォローしている。やはり女性、とくに20〜30歳代がフォローしている比率が高い。

 「ネットやアプリで得られる情報をもとに、対象店舗に足を運ぶ頻度はどのぐらいですか」という設問に対しては、「月2回以上利用」が12.8%。「月に1回」が17%となっており、さして高い利用率とはいえない。

2024年01月31日 18時11分 公開

2014年03月27日 10時00分 更新

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