米プラントロニクス、米国務省の「Award for Corporate Excellence」受賞

 米プラントロニクス社は、米国務省の2013年Award for Corporate Excellence(以下ACE)を受賞した。

 米国務長官は、1999年から社会的責任活動のリーダーとして勤務地の地元経済の全体的成長と発展に寄与する米国企業に対し、ACEを贈呈している。プラントロニクス社の受賞は、メキシコ、ティファナの事業における従業員の行動、環境に対する責任ある行動、事業展開した国への技術支援、およびコーポレート・シチズンシップの実践と推進が評価されたもの。具体的には、120名の従業員が所属する同社のデザイン・センターの洗練度、地元の大学および専門学校とのパートナーシップを通じた 産学連携の支援、およびヘルスケア領域に貢献する新たな取り組みが高く評価された。なお、世界で3,500名を擁するプラントロニクスの全従業員のうち、約2,200名がメキシコで勤務している。

 同社のメキシコ法人(Plantronics Mexico)は過去3年間にわたり、 「働きがい」の調査、分析、研究を行っている国際的な専門機関であるGreat Place to Work Instituteが行うメキシコ国内の「Great Place to Work(働きたい会社)」のナンバーワン企業に選ばれている。従業員、コミュニティ、環境を支援するためにPlantronics Mexicoが実践しているプログラムは次の通り。
<教育支援プログラム>
 同プログラムにより、2300名以上の従業員の学位取得に貢献。また、デザイン・センターで開発したいくつかの新製品は、CESでイノベーション賞を受賞。人材開発プログラムを通じて、より高度で専門的なスキルを身につけた従業員が、プラントロニクスを担う新たな職務に過去5年間で1000人以上も従事。
<環境投資>
 民間施設としてはラテンアメリカ最大となる、80万平方フィートの太陽光発電施設を新設。自社の消費電力の70パーセントを生成。最先端の技術で建造された施設は、高さ35フィートの屋根、自然光を取り入れた照明、健康サービス、スポーツ施設を併設。
<ボランティア活動>
 ティファナ警察署と共同で、13週間の麻薬、飲酒、喫煙反対プログラムを実施しており、これまでに、従業員の子供たち450人以上の啓蒙教育に貢献。コミュニティ内でのボランティア活動を強く推奨し、従業員は、毎年地元の児童養護施設のスポンサーとなって施設を頻繁に訪れ、子供たちの教育とグループ活動の組織作りに協力。これまでに1600人を超える子供たちを支援。年に2回、従業員とその家族らは、ティファナ・ビーチの清掃に参加し、これまで累計1500名以上がこのプログラムに参加している。

 プラントロニクスのケン・カナッパン社長兼CEOは、今回の受賞に際して次のようにコメントした。「当社は、革新的な製品と優れた顧客サービスを継続的に提供していく企業としての能力は、その従業員の能力にかかっていると考えています。従業員に対する重点的な取り組み、コミュニティへの還元、環境に対して責任を負うことは、当社のアイデンティティの核心であり、文化であり、オーディオ・コミニュケーションのリーダー企業としての姿勢でもあります。これを実践してこそ、お客様に信頼していただける優れたパフォーマンスを築くことができるのです。当社では、 本社所在地のサンタクルーズだけでなく、すべての事業地においてこれを実践しています。ティファナの当社施設、Plamexのチームを誇りに思います」。

2024年01月31日 18時11分 公開

2014年02月10日 10時14分 更新

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