2018年6月号 <第2特集>

第2特集扉

雇用モデル激変? 増える正社員案件
全国採用時時給/月給調査2018

全国平均時給は約20円上昇!
地方で目立つ「正社員オペレータ」

「単純労働でキャリアアップにつながらない」「クレーム対応が多くストレスフル」といったイメージが強いコールセンターは、求人広告への反応が鈍く、結果的に企業側は採用時時給を引き上げざるを得ない状況が続いている。コールセンタージャパン編集部が調査した全国の採用時平均時給は1262円と、昨年比19円上昇。月給調査と合わせてみる。

 コールセンタージャパン編集部では、毎年1月〜3月にさまざまな媒体で出稿された求人広告をもとに採用時時給を調査している。全国平均はこの4年連続で上昇を続け、今年は1262円となった(図1)。この傾向は当面続きそうだ。

 エリア別にみると、とくに上昇傾向が強いのが関東エリアと沖縄県で、沖縄は調査開始以来、初めて平均が1000円を超えた。沖縄は最低賃金も800円台に突入するなど、高騰が進んでいることがうかがえる(図2)。

 コールセンターのオムニチャネル化も求人情報にはあらわれており、電話以外のチャネルの対応を明記した募集案件は1587件中183件あった。メールやチャット、SNSなどのテキスト対応のみの業務は比較的時給が低い。一方で、電話対応にメールやチャットの対応が加わると時給が上がる傾向がある。また、同じテキスト対応でもメールはチャットよりも平均時給が低い傾向がある。

 本誌では、エリア別、雇用形態別、職種別、業種別、チャネル別、スキル別の時給・月給動向をまとめている。

図1 過去5年の推移(エリア別)

図1 過去5年の推移(エリア別)

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図2 エリアごとの採用時時給

図2 エリアごとの採用時時給

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