2018年5月号 <センター探訪>

センター探訪

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執務室の様子

ココナラ

飲んで遊んで「仲間」を知る
ビジネスを支える人間関係づくり

 近所の名店、好きなゲーム、昨日の出来事。ココナラの朝は、“小話”と呼ばれる「テーマ自由」の3分間トークで始まる。全社員の持ち回り制だ。「仕事仲間を“知る”ための大切な日課です」。カスタマーサポートグループ グループマネージャーの土屋智敬氏は、強調する。

 ココナラは、CtoCのオンラインマーケットプレイス「ココナラ」の運営企業。消費者間で売買されるのは、モノではなく個人の知識やスキル、経験だ。カスタマーサポートグループは、Webまたはアプリの操作や売買に関する疑問解消やトラブル解決を担う。利用者の声を、サービス改善のタネとしてエンジニアやWebデザイナーに共有するなど、他の部門と連携する機会が多い。「連携する際、組織間の“壁”や人間関係が業務の進捗を阻害することがあります。これは、相手の立場や価値観を知らずに発言するから起きるのです」(土屋氏)。

 3分間スピーチによって人柄を知ることが業務効率向上に大きく貢献しているという。

 このほか、「社内イベント」を開催し、業務外の会話のきっかけづくりにも取り組んでいる。例えば、月末の業務終了後の「締め会」では、オフィスの共有スペースを使って、日本酒のソムリエ資格「利き酒師」を持つWebデザイナーがセレクトした日本酒を振る舞っている(下写真)。テーブルには、有志による持ち寄りの料理が並ぶ。「食事そのものが共通話題となって会話が自然発生しています」(土屋氏)。

 また、年に1回、全社員を対象に実施している合宿では、アクティビティとして部門横断型のチーム対抗戦を行い、連帯感を高めている。競うテーマは、業務内容を把握できるもので、あるときは「採用ページの制作」だった。“遊び”のなかでチームワークを養い、ビジネス成長を促す。顧客との会話に終始しがちなカスタマーサポート業務においては、稀有な環境といえる。

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食事しながら交流を深める「締め会」